耳はあくまで音を伝える伝達機関でしかなく、実際に音を聞いているのは脳の働きです。
そこで、難聴になってしまうと脳に送られる耳からの信号が減少してしまいます。
これが認知症、いわゆる老人ボケに関係があるような気がします。
耳が正常な状態であれば、常に大量の電気信号が耳から脳に送られています。
その刺激によって脳が活性化されています。
しかし、難聴になると、その電気信号があまり入らない状態が続くことになります。
しかも加齢性難聴の場合、徐々にその進行は進むため、本人もあまり気付かないことが多いのです。
でrすいから脳が耳からの電気信号のあまり入らない状態、
つまり刺激が少ない状態になれてあまり違和感を感じないのです。
正常な状態では大量の耳からの伝達信後言うに晒されていますが、難聴の脳はあまり耳からの電気信号が住気宇ない、。いわゆる静かな状態に慣れきっています。
そこにいきなり「補聴器」などを使用して聞き取りに必要な音量を聞くよ8になると「うるさい」「余計な音」と感じやすいので気を付けてください。
しかし、ここで簡単に「補聴器」の使用を諦められません。
なぜなら高齢者は常に脳の活性化を心がけていないと、認知症が進む可能性があるからです。
脳は音(電気信号)の刺激によって活発に働くことで、認知機能も維持できます。
難聴の脳は音や言葉の情報が減少し、脳が考えたり感じたりすることが少なくなります。
それが脳の認知機能を低下させる原因にもなりかねないのです。
さらに難聴は家族や他人との円滑なコミュニケーションを妨げてしまいます。
その結果、周囲から孤立してしまい、さらに認知機能が低下を招く悪循環にもなります。
この認知機能の低下を防ぐ意味でも、「補聴器」の利用を検討してみましょう。
多くの高齢の親は「補聴器」の使用を嫌がるものです。
それは自分の老いを認めることになり、プライドが傷つくのかもしれません。
それでも、説得して補聴器を使用して、常に脳に刺激を与えることが認知症の予防にも効果があると思います。
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